「不動産鑑定評価書」は公的証明力の強い詳細な鑑定評価書で、以下の用途例のように複数の利害関係者間で高い公平性の確保が要求される不動産評価に適しています(以下は民間での活用例の一部です)。
(1)遺産として残された自宅や事業所などの不動産を兄弟姉妹などの相続人が遺産分割協議で遺産分割(現物分割または代償分割)する際に、後々もめないように各相続人に納得のいく不動産の評価額を慎重に求める場合など、相続・事業承継対策の一環としての不動産評価
(2)オフィスや店舗などの賃料水準をめぐる賃貸人(家主や地主)・賃借人間の紛争を予防したり解決したりするために賃料の鑑定評価額を求める場合など、不動産をめぐる紛争防止・解決策の一環としての不動産評価
(3)固定資産税課税標準や相続税評価額を推定したり検証したりするために、土地・建物の鑑定評価額を求める場合など、税務対策の一環としての不動産評価
(4)株式会社と取締役との間の不動産取引(賃貸借を含む)が適正な価格(賃料)で行われたことを株主総会に報告するために不動産の価格や賃料の鑑定評価額を求める場合など、企業統治の一環としての不動産評価
(5)不動産売買や不動産担保融資が適正な不動産評価額を基に行われたことを社内外に証するために鑑定評価を行う場合など、企業の業務執行の一環としての不動産評価(※内密での鑑定評価が必要な場合も秘密厳守を徹底の上承ります)
【過去3年間の主な鑑定評価実績】
〔千葉県内〕
・四街道市内土地区画整理事業区域内仮換地(約1,200㎡)
・八街市内山林(約24,000㎡)
・山武郡九十九里町内宅地計6件(約186㎡~862㎡)
・旭市内原野(約384㎡)
〔埼玉県内〕
・久喜市内宅地(約1,800㎡)
・川口市内市街化区域内農地2件(約309㎡~3,200㎡)
・さいたま市浦和区内アパート用地(約191㎡)
〔茨城県内〕
・水戸市内鉄筋コンクリート造3階建社宅(延床面積約216㎡)
・水戸市内木造1階建中古住宅(延床面積約74㎡)
・水戸市内雑種地(約420㎡)
・笠間市内無道路雑種地(旧牧草地、約31,000㎡)
・高萩市内商業地(約1,150㎡)
〔栃木県内〕
・ 鹿沼市内市街化区域内農地(約750㎡)